僧侶・葬儀社への挨拶は？
葬儀の挨拶というと、ほとんどの方が「参列者への挨拶」だけに焦点を当てていますが、葬儀を手伝ってくれる人への挨拶も必要です。
お坊さんへの挨拶は、お坊さんの待合室（「お寺の待合室」など、葬儀社によって若干名称が異なります）で行います。無宗教の葬儀でない限り、宗教者への挨拶は必須です。僧侶への挨拶は、枕経をしたい場合はその時と、通夜から告別式までの2つの場面で行われます。
開式前に僧侶にお参りするのが一般的で、この時にお供え物を渡すことになります。その際、「今日はお忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました」と挨拶をするのが通常です。お忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございます」と挨拶をします。葬儀社の方への挨拶は必須ではありません。しかし、挨拶をしておくと、いろいろなことを相談しやすくなります。基本的には担当者に挨拶をすれば十分ですが、気になるようであれば職員室に行き、「本日お世話になる〇〇家のメンバーはこちらです」と声をかけましょう。職員室に行って「本日お世話になる〇〇家の者です、よろしくお願いします」と声をかけると良いでしょう。注意点としては、サービスにお菓子や現金を持ち込んではいけないということです。多くの葬儀社では、そのようなものは受け取らないように指導しています。逆に、お菓子はおろか現金を受け付けている葬儀社は、葬儀社の対応力や信頼性に疑問が生じます。そのため、謝礼は受け付けていないと明記している葬儀社に依頼した方が無難です。家族葬では省かれがちですが、受付での挨拶についても簡単に話しておきましょう。
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